『泥棒役者』駆け込み鑑賞行ってきました

丸山隆平・主演の『泥棒役者観てきました。わたしの近所では12/14終了予定とのことで、最後の日曜日でした。駆け込みセーフ!

この『泥棒役者』、自分が観たかったというのももちろんあるのですが、母を関ジャニ∞にハマらせるためという目的もありました。
わたしの母はもともとSMAPのファンでした。(一時期はファンクラブも入っていた)なのでわたしが関ジャニ∞にハマってからというもの、母には押し付けがましい積極的な布教活動を行ってきました。

最初は「関ジャニ∞は自分と歳が近いわけでもないし、子供より上だし難しい。興味なーい」って言われてたんですが。嫌がるのをなだめてすかしてライブDVDを見せ、雑誌を見せ、番組を見せ、CDを流し…としつこくしつこく頑張ってきたわけです(ひどい娘です)
その甲斐あって最近はめちゃくちゃ雪解けしてきてました。最近は関ジャニ∞の話を母から振ってくるレベルに…涙

ちなみに、母のお気に入りはしげお(『味園ユニバース』の役名。渋谷すばるくんです)とカッパ(『関ジャニ∞クロニクル』のイケメンカメラ目線より。丸山担の皆さま、大変申し訳ありません)

「歌うとやっぱりしげおが良い〜かわいいし♡カッパの顔が好き。この子かっこいい!良い顔してる♡」

……もうファンで良いじゃんよ?

そんな中、カッパもとい丸山さんの主演映画ですよ。
母娘ともに盛り上がっていくためにも、いざ行かん泥棒役者
となり、母を誘って行ったわけです。


内容に細かく触れるのは避けるけれども、とにもかくにもあたたかく、ちょっぴり切なく、勇気をもらえる良い映画でした。ハートフル!(ちなみに母も喜んで観てました)
珍しくパンフレットを買っちゃったし、DVDが出たらまた見たいな〜。いやいやその前に舞台が見たいな〜!

丸山さんのはじめはハマリ役すぎる!
わたし、実はこれまで関ジャニ∞の中では丸山さんのことが1番苦手でした。(ミュージシャンとしては1番好きです)
嫌いじゃないんです、好きなんだけど、なんだか掴めないところが…。底抜けに明るくしているけれど、陰を潜ませているところとか。とても魅力的な部分なんですけど、こう深入りできないなあと思ってたんです。何回も言うけれど、好きではあるのですが。

しかし『泥棒役者』観たらそういうのすっ飛ばして丸山隆平最高!になりました
(まだまだ全然つかめないけどね!)

もうあの人の良さそうな笑顔から、きりっとした顔から、泣きそうな顔から…伝わってくるものがびんびんあって…ね…

後々見たのですが、西田監督も「どこか寂しげな印象と明るい印象の両方を持っているから、はじめのバックボーンの切なさをうまく表現してくれる」とオファーしたんだそうですね。そりゃハマリ役になるわけだ〜。

それから、美沙役の高畑充希ちゃんもまあえらい可愛かった…。美沙ちゃんみたいな真っ直ぐな女の子になりたい。はじめくんは美沙ちゃんのことを真っ直ぐな子って言っていたけれど、彼女ははじめくんが思っていたよりも更に真っ直ぐな子だったんだなあ…ホロリ


それから、エンドロールの『応答セヨ』がもう最高で最強すぎた。

映画館の良い音で聞く大好きな人たちの歌の破壊力〜〜む、無理〜〜

実は、『応答セヨ』のCD買わなかったんです。できればシングルまでは追いたくない派なので…

いや、でも無理じゃない?欲しくない?

この曲もともと好きだったのに、映画館効果でさらに欲しさが増しました。どうしてくれよう。

観終わったところで聞くと、初めっから終わりまで、あ〜〜もうこれははじめくんの曲だなあと感じました。きっと聞くたびにはじめくんのことを思い出すなあ。本当に良い曲で、しかも映画の内容にも雰囲気にも合っている曲で、晴一さん中野さん本当にありがとうございます…


帰ってから、買ったパンフレットを読んでいます。

とりあえず丸ちゃん、あれは地毛なのか!知らなかった!

パンフレットの中には丸山さんが共演者に愛されていることについても言及されていて、彼らしいな、素敵。と思いました。何が彼らしいかと問われると困っちゃうわけだけども。
(母「丸ちゃん(カッパから格上げ)やっぱり良い子!」)

あったかい気持ちになれたので、わたしも明日からもがんばらなきゃ!って思えました。いや〜いい日曜日でした。
以上、新米でした🌾

FNS歌謡祭第1夜見た

あんなにジャニーズをいっぺんにたくさん見たのがすごく久しぶりで、なんだか新鮮でした。ほんといろんなカラーがあるねえジャニーズは。とりあえず感想をメモ程度に残しておきます

亀梨くんはすごくいい感じに歳を重ねてますね。あとは山Pのスタイルの良さに感服。『野ブタ。をプロデュース』当時は見てなかったけどものすごく見たかったの思い出した

KinKi Kidsはどちらかというと剛くん派です。一般的に長髪好きじゃないんですけどね、剛くんはかっこいい。大きいわんちゃんみたい…光一くんはいつまで経っても王子だな

NEWSものすごく久しぶりに見たけれど、エンターテイナーだった。小学生の頃、テゴマスが流行ったなあ〜

今まであんまり一生懸命見たことなかったんだけど、嵐のすごさを知りました。本物のプロだ。受け答えからパフォーマンスから、ひしひしとトップアイドルだった。あと個人的には衣装がものすごく好きだった〜赤い靴可愛すぎます

V6は顔のレベルの高さが神々しかった。全員が別々のグループにいたら、その全部のグループでV6メンバーを担当しかねない危ない

TOKIO=農家の人のイメージがものすごかった(『ザ!鉄腕!DASH!!』見てないけど)ですが、ほんとにガタイが良い…そんでバンドパフォーマンスはめちゃくちゃいい。曲もっと聞きたい

ところで関ジャニ∞ですよ

すばるくん大丈夫か?
他の人の見てるときの拍手の仕方から、『今』のダンスから歌から、『糸』に至るまで
無気力感が…
直前に『関ジャム』で圧巻の『誘惑』を見てしまったから尚更です…
わたしは昔のことを知らないからもちろんなんですが、「昔のすばるくんみたい」とは思えんのです。
(すばるくんの機嫌を伺わなくてはいけないようなコンサートだった時代にはファンにならなかったかもしれない)
ちょっと言い方おかしいけど、どうかどうか体調不良であってほしい。そんで次は元気な姿を見せてほしい。

村上さんの『いま、太陽に向かって咲く花』と横山さんの『また逢う日まで』
2人が楽器頑張ってる姿、良いなあ~。まだちょっとハラハラしてしまうところもあるんだけど、真面目に取り組んでいるところがとてもとても素敵でした。
村上さんとかもはやアイドル感なかったね!(良い意味で)いつもアイドル感はないっちゃないけども笑
横山さんの演奏後の足プイッが可愛すぎた…関ジャニ∞の音楽も、横山さんのトランペットによって幅が広がっていると思うし、今後も頑張ってほしいなあ。

錦戸くんとやすの『冬の稲妻』『今はもうだれも』こういう渋い感じも良いなあ。わたしも円陣見たかったです…
こういう感じの曲も関ジャニ∞でやってほしい~。『関ジャム』とかを通してもっともっと色々な音楽を知ってほしいしもっともっと技術を向上させてほしい。今以上に色々なものを吸収して、アウトプットしてほしい。
一つ文句言いたいのは、『今』のマイクバランスだな〜。やすの声が全然聞こえなかった…

やっぱり関ジャニ∞でミュージシャンとして良いと思えるのは、丸山さんと大倉くん。
『いいわけ』の丸山さん。近藤真彦 with FNSマッチバンドの2人。
丸山さんのベースの弾き姿はちょっとうるさい(笑)けど、もちろんかっこいいし何より上手い。
大倉さんはビジュアルが良すぎるでしょ。ドラム叩き姿が美しすぎて溜息出たわ。後光見えたわ。

こういう風にいろいろなアーティストとコラボできるようになってきたのも、世間からバンドとして認められてきているのも、『関ジャム』のおかげかなあと思うと『関ジャム』すごいなあ。いい番組だなあって改めて思いました。
毎度言ってるような気がするけど、今後の関ジャニ∞の音楽的な展開が楽しみです。

鳥肌立ちすぎて3回はEdenに到達した件

冬だ〜〜さむい〜〜〜
今日は久しぶりに、これを

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7曲目、「Eden」です。
この曲、初回限定盤にしか入ってないんですね。NO 出し惜しみ!

レビュー

最初は、「あ、またちょっと大人びちゃったタイプの曲かな?ふんふん」って思ってた。アホでした。サビ入った瞬間ウワァアアアアってなった。鳥肌ポイント多すぎるでしょこの曲…好き…

とりあえず好きポイントをまとめていきます!

とりあえず山田

前の記事(『冬のリヴィエラ』)で書いたんだけど、とりあえず2人で歌ってるのが好きなんですね。この曲で特に好きなのは丸山さん安田さん。

1番Aメロ

幾度も求めて

2番Aメロ

変わっていく心を

ここです。
鳥肌レベル3です。

まず、メロディーに求められるのが感情とか個性なのに対して、ハモりに求められることって、音程の安定感と良い意味での無個性だと思うんです。歌が上手いと言っても、メロディーが上手いのとハモりが上手いのだとその意味合いがだいぶ違う。
この2人ってご存知ハモり職人じゃないですか!だけど、メロディーを歌うとなれば、こんなに色を出せるんですよね…メロディーとハモりどっちも上手いとかどういうことなの…あとは声のバランスが最高

サビの壮大さ

サビに入った瞬間のウワァアアアキタァアア感やばくないですか。これ、初めて聞いたときひっくり返りました。
…いやいや、ずるいずるい。
ピアノのポロンからの壮大なサビ。
鳥肌レベル5です。

「忘れられるように」

2番サビの

この忘れられるように

はとりあえず最高でした……
これも鳥肌レベル5…

だって1番聞いた時点では、2番にこんな爆弾あると思ってなかったよ…
まんまと食らいましたごちそうさまです……

ところでここ歌ってるの誰なんでしょうか。わたしは錦戸くんかなと思ってたんですが、諸説あって分かりませんでした

間奏〜Cメロ〜ラスサビ前のピアノ

この曲、すごくピアノが目立ちますよね。まず、前奏からピアノ。
全編通してすごくいいけど、好きなのはCメロ前の間奏以降。この盛り上がり良すぎません?高まりすぎません?そしてここからのラスサビへのつなぎがもう、もう…鳥肌レベル4です
だいぶ難しいと思うけど、村上さん弾いてくれんかなあ…

Won't you stay

ラスサビの前だけ、Won't you stayが重なってるじゃないですか。

Won't you staWon't you stay

みたいなアレね。
鳥肌レベル3です。

これでも不意を突かれてめっちゃ鳥肌立ちました。ちょろいなわたし。最後にもう一度密度を増してくる感じ、あざとい。好きです

ランキング

いや〜これ本当に難しい!
1位と2位をどっちにするかというこのせめぎ合い。

Eden
・歌詞がちょっと分からない
・Cメロが最高
・ピアノが好き
・歌声がメンバーらしい
・サビの歌声が薄い
・切ない
・期待を良い方向に裏切られた

旅人
・歌詞が最高
・Cメロがちょっと嫌い
・ベースが好き
・歌声がメンバーらしくない
・サビの歌声に厚みがある
・爽やか
・期待通り良かった

無理無理決めきれない…交互に聞いていて、こっちのが好きだな〜いやこっちも好きだな〜の堂々めぐり
なんていうかな、とりあえずわたしは音数が多い壮大な感じの曲が好きな傾向にあるかもしれません…

結論(暫定

1.Eden
2.旅人
3.10年後の今日の日も
4.DREAMIN' BLOOD
5.浪花いろは節
6.All of me for you
7.冬のリヴィエラ

初めに聞いたときの鳥肌を信じてEdenを上にしました。あと、目に見えて嫌いなところがなかったという点。
まだしばらく悩みそうなので、次見たら入れ替わってるかもしれません…

良い曲が多いって最高だな!

以上、新米でした!🌾

関ジャニ∞の冬のリヴィエラ

やすの髪が青くなったことに動揺を隠せない新米です。やすす〜率直に言ってあれはどうなん〜?

 

なにをしてもやすは可愛いかもしれないけど、もっと可愛い道はあったよ!!きっと!!!

なにより1人で鮮やかなピンク黄緑を担当しているところがやばい🤔可愛いけどさ!!!

 

さて、本日は

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6曲目です。「冬のリヴィエラ

絶対リヴィエラをリヴェイラって言っちゃうやつ〜

全く知らなかったのですが、森進一さんのカバーなんですね。

 

レビュー

これはね、もう森進一さんが素晴らしすぎる…

すごく主観的になるんですが、この曲って、一言で表すと「諦念」だと思うんですね。

彼女は俺には過ぎた女さ

とか

愛しければ愛しいほど

とか言ってはいるけど、この歌では男は結局は捨てていく側で、女が捨てられる側だと思うんですね。たとえそこにのっぴきならない理由があって、別れざるをえないにせよ。

だから、歌っていることは一見重そうに見えるんだけど、実はもう諦めている軽やかさみたいなのもどこかにあると思うんです。辛いけどしゃーなかったもんね、みたいな。諦念ですね。

森さんの歌ではここらへんの機微が本当にうまく表現されてると思います。

 

関ジャニ∞の方は、森さんとは逆になってしまっている。歌い方とか音が軽いのに、すごく深刻になっちゃってる。

(とりあえず編曲が気に入りませんでした。なんやねんフッフッフゥてと思ってしまった…)

特にサビ、大人数で歌っているはずなのに、あんまり深みがないというか、弱い感じがしました。

まだ早かったんだろうなあってのもあるけど、ちょっとなあ〜。なんでこれをこのときにやることになったんでしょう…むむむ

 

ただ、ハーモニーの美しさはさすがに昔から関ジャニ∞だな〜

メインボーカルが1人ずつ歌っている1番よりも、メンバー2人ずつ歌っている2番の方が圧倒的に好き。

特に、村上さん。1人で歌っているときに上手いなあと思ったことはあんまりない2人だけれど(失礼)、他のメンバーと一緒に歌うってなったとき、すごく心強い。

やさしさが霧のように

シュロの樹を濡らしてる

すばパートとか

皮のコートのボタンひとつ

とれかけてサマにならない

村上さんと錦戸くんね。

メインボーカル1人よりも確実にパワーアップさせてくるのはこの頃からなんだなあ。

 

ランキング

1.旅人
2.10年後の今日の日も
3.DREAMIN' BLOOD
4.浪花いろは節
5.All of me for you
6.冬のリヴィエラ

 

今回は最下位につけました。

森さんの「冬のリヴィエラ」を聞いちゃったのが良くなかったかもしれないけど!

 

書きたいネタがたくさんあるけど、なかなか筆が追いつかない…

ゆっくり書いていくぞ〜

 

短めですが、今回はこれにて!

10年後の今日の日も で妄想

久しぶりになりましたが、これの続きです。
バンドマン、図らずも関ジャニ∞に落ちる 〜関ジャニ∞の楽曲レビューと好きな曲ランキング始めます〜 - ほかほか新米
5曲目、「10年後の今日の日も」

レビュー

とりあえずタイトル、これまでわたしにとって関ジャニ∞で"10年後"と言えば「象」でしたわ…(「10年後またここで会おうよ」)
タイトルからは全く分からなかったのですが、クリスマスソングなんですね。今の季節にぴったりです🎄
そしてこの曲、ものすごく妄想が捗りませんか?
というわけで、今回は「関ジャニ∞遠距離恋愛。久しぶりのデート」妄想をお送りします。もちろんBGMは10年後の今日の日もで!(妄想が嫌いな方はバックでお願いします)

横山裕の場合

なんだかソワソワしてしまって待ち合わせ場所に早く着きそう。落ち着いた大人でいたいけど、気持ちがはやって仕方ない、みたいな。不安と期待と緊張を抱えながら、硬い表情で待ってると思う。
小走りで行ったら、安心して初めて薄く笑うだろうな。「遠いとこよう来たなあ」「寒いしどっか入ろうや」って気遣ってほしい。
服装は黒のPコートもしくは黒のダッフル。

渋谷すばるの場合

駅まで迎えに来て、忠犬みたいに待っててほしい。多分徒歩。
とりあえず早く家に帰って抱きしめたいので外にいる間は不機嫌。ウィンドウショッピングなんてできたもんじゃない。「早よ帰ろうや〜」とか言ってくる。で、家に着いたらもうベッタベタ。
MA-1に大きいスヌードとか巻いて、埋まってたらかわいい。

村上信五の場合

「お前何をそんなに持ってきたんや、貸せ」とかすごい勢いよく言って鞄を奪われそう。「も〜あほちゃう」とか言うものの、久しぶりに会えたから本当はもっと優しくしたかったのにとかちょっと凹んでたら愛しい。
いつもと変わらないなあと思ってちょっと笑って、「なんやねん!」ってキレられたい。
キャメルのダッフルショート丈が良い。

丸山隆平の場合

ちょっと緊張気味なのかわけわからんギャグとかを連発してくる(多分あんまり面白くないやつ)。
かと思いきや、ものすごい優しい目で見てくるし、ものすごいくさいセリフを超真剣に言ってくるので照れたい。「ほんまに会えて良かったわあ」とか。ギャップでぎゅんぎゅんしたい。
キャメルのチェスターもしくはダッフルで来てほしい。

安田章大の場合

「めっちゃ会いたかった〜!」って言う。絶対大きい声で言う。し、そのまま外でハグしてくる。テンション高いバージョンのやす。
それから、いつもに比べてえらい勢いでしゃべりそう。「ほんでなほんでな〜」ってウキウキしてるのを横で見守りたい。
髪色は金か銀がいい…と思ったけど、黒でも茶色もいいな…
派手すぎないスカジャンだといい。

錦戸亮の場合

車で迎えに来てくれるのを待ちたい。ちょっと遅れてきて、「ちゃうねん、道が思ったより混んどってな」とか言ってシュンとするのを見たい。
多分、そのままドライブデートする。
錦戸くんは黒のライダース着てくると思う。

大倉忠義の場合

珍しくちょっとだけ集合時間より早く来る(大した意味は無さそう)。で、「俺えらいやん〜褒めて褒めて〜」って言いそう。かわいい。褒めちぎる。
きっと良くも悪くもいつもと変わらない感じ。
無駄に薄着で来て、寒い寒いと大騒ぎ。でもしっかりハットとかかぶってそう。


(これもうちょっと深掘りしたくなってきた…)


ランキング

1.旅人
2.10年後の今日の日も
3.DREAMIN' BLOOD
4.浪花いろは節
5.All of me for you

2位にしました。今回は全く曲の云々に触れなかったのですが、この曲も好きです。
恋愛ソングでこんなに上位にくるのは珍しいかもしれない(決して恋愛ソングが苦手なわけではないのですが)
特にAメロのベースが好きです。久しぶりに会えるどきどき感が伝わってくる気がする!

「味園ユニバース」を観た Lite 〜渋谷すばるを愛でる回〜

鑑賞より数日経ちましたが、いまだにポチ男ロスなわたしです。流石にお風呂でずっとポチ男のことを考えちゃうなんてことはなくなりましたけどね、恋かよ。

前回もポチ男を愛でる記事を書こうと思ったんですけどね、ストーリーが好きすぎてあまりにも深読みもりもり重ったるい記事を書いてしまいました。(以下参照です)

 

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今回こそはポチ男を愛でるんや!

というわけで、"「味園ユニバース」を観た Lite"と題して書きたいと思います。Liteといいつつカロリー高めになりそうなやつ。

 

ポチ男、ビジュアル良すぎ問題

まずこれですよ。あのね、ポチ男のすばるくんビジュアル良すぎません?もちろん、お顔が小さくて目力があって端正だっていうのは知ってましたけどね?

新米なわたしからすると、すばるくんの印象はさらさら前髪つやつや後ろ髪くりくりおめめなのです。これまでも長々髪とか半坊主(ざくろみたいなやつ)とかアイドルらしからぬ外見だった時期があったのを知ってはいるのですが、ポチ男はまとめると、短髪・髭・傷・眉間の皺ですよ。はいワイルド。

第一印象は

「いやこの人アイドル?ワイルドすぎかっこよすぎ抱いて…」

でした。

遊びのない短髪だとお顔の良さが際だつなコノコノ~~~

亮ちゃんとは趣味が合わないけど、わたしはすばるくんは短髪のほうが好きです!!!はぁポチ男好き…好き!!!

なおかつあの髭ね。長すぎず短すぎずのアレね。個人的には最高のバランスでした。

顔の傷もね、最初は痛々しいぐらいだったけど、ちょっとずつワイルドを引き立てる要素になっていったよね。全編終わるまで治らないで!って密かに願ってました。結果願いは叶ったわけです。ありがとうございます。ありがとうございます。怪我したてでネットかぶせられたパイナップル?リンゴ?みたいなのもかわいかった…

表情も好みでした。最近のアイドル然としたきらきらも好きなんですけどね、ぼんやりした感じとか、険しい感じとかね。

 

すいかの種を立って飛ばすポチ男

これは、前の記事でも書いたんですけどね、立ってすいかの種飛ばすすばるくん可愛すぎませんか。

しかも、ちょっと後ろに引いて勢いつけてるじゃん愛しい。

シーンとしてはシリアスだったんですが、このすいかの種飛ばし姿が可愛すぎて、それだけで見た価値あったと思えるレベルでした…。ふみちゃんごめんなさいだけれども、すばるくんしか見えてなかったわ…。ところで、口から出る種が見えるかな~見えるかな~って思っていて、何度か見えたのでそれが嬉しかったです。

 

ハンバーガーを交換してくれるポチ男

やだ男前…って思ったシーンNo.1です。

カスミの食べるハンバーガーを奪って「トマト食えへんやろ」って言いながら交換してくれるポチ男~~~

突然の男前で射抜かれました。ほんとずるい。トマト食べれるけど言われたいもん「トマト食えへんやろ」

 

アイロンを取りにもどるポチ男

カスミにアイロンを持ってきてと頼まれて取りに行くポチ男ですよ。(結局取って戻らなかったやつです。)

スチームの手に持つやつを持ってきて、と頼まれた後。「スチームの…手に持つやつ…」と小声で繰り返しながら行くポチ男。

子供か!?!?やだ可愛い育てたい。

母性本能刺激されまくりでだいぶ悶えました。

 

以上、好きなポチ男でした。付け足しみたいになってしまうけれど、もちろん歌うすばるくんは素敵でした。

皆さんはどんなポチ男が好きでしたか?

「味園ユニバース」を観た

渋谷すばるさん主演の「味園ユニバース」 を観ました。今の心境をひとことで表すとですね、ポチ男ロスです。(ポチ男ロスなのか茂雄ロスなのかはひとまず置いておいて)

わたしが約100分間観ていたのは、「演技の上手い渋谷すばる」ではなく、「ポチ男であり茂雄」でした。これから先、渋谷すばるを見ることはあっても、ポチ男に会えることはないというのが切ないです。ポチ男がこの世のどこかで息をしているんじゃないかと信じたい。それぐらい、ポチ男は生きた一人の男でした。

 

見た感想を残しておきたくて書きます。自分の中の「味園ユニバース」を薄めたくなくて、公式のキャッチコピーやプレスリリース、予告ですらも観ていません。もちろんレビューや感想も。そんなこんなで、ちょっと解釈がおかしかったり、間違っていたりするかもしれません。わたしが見た味園ユニバースです。わたしの手垢でぎとぎとな味園ユニバースです。ご承知おきください。基本、記憶に残った好きなシーンベースで書きたいと思います。ネタバレありです。

 

すばるくんの可愛かったところをまとめたネタバレほぼなしverはこちらです。

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こちらもよろしければ

 

すいかの種を飛ばすポチ男とカスミ

茂雄の働いていた工場と実家に行き、彼が傷害事件を起こしたことを知って帰宅したカスミに対し、記憶が戻りつつあるポチ男が「あんな、ちゃんとは思い出されへんのやけど、俺は危ないと思う。」と告げる。そんなポチ男に、ポチ男の働いていた工場は跡形もなかった、ポチ男の過去についてなんの手がかりも得られなかったとカスミが嘘をつくシーン。

それまでのどことなくぼんやりとした感じから、徐々に感情を見せるようになっていくポチ男。彼の過去を知りながら、それを知ったことを悟られまいとするカスミ。とりたてて幸せでも不幸せでもない日々が、もしかしたら変わってしまうのかもしれないと感じさせられた。

そんな中、すいかの種を飛ばすカスミ。「あんたも飛ばしてみぃ」と、ポチ男にもやらせるカスミ。カスミはポチ男にもすいかを食べさせること、種を飛ばさせることで、あえて"なんの変哲もない"日常を作ってくれたのかなと思う。「あんたも飛ばしてみぃ」と言われてポチ男は救われただろうな。自分は危ないのかもしれない、してきたことをしっかりと思い出せないという漠然とした大きな不安の中、それでも日常の中に置いてくれる人がいるということ。

競うように種を飛ばす2人が、とても愛おしく感じられた。(立ち上がって飛ばすポチ男かわいい…)

 

カスミの親指

茂雄の記憶が戻り、カスミの前で元の仲間ショウを一方的に殴りつけてスタジオを出て行った後のシーン。裏の雇い主タクヤに仕事をもらいに行った後、ベンチで座る茂雄の前に、彼が置いていった荷物をまとめたカスミがやってくる。「ライブ、今日やで」というカスミに、「そんな金にならんもん全然意味ないわい」と言う茂雄。「あんただけには言われたくないわ」「ほな帰れや」そしてカスミが茂雄を殴る。

このシーンでは、指を一本一本ゆっくりと開いていったカスミが、ぎゅっとそれを握りしめて、茂雄に向かって突き出すところが印象的だった。その前に、4本指を立てて「うちの世界はこれだけで足りんねん。おじい、スタジオ、マキちゃん、赤犬」と言ったときには折られたままだったカスミの親指。茂雄を殴る前に他の指と同じように開かれた親指は、カスミにとっての世界の5つ目の要素(ポチ男)を意味していると思った。初めは「赤犬に必要なだけ」だったポチ男が、それだけで1つの必要な要素になりつつあったのではないだろうか。それは、未来しかないポチ男とは逆に、過去しかないカスミが久しぶりに見つけかけていた1つだったのではないか。その5つをぐっと握りしめて、カスミは自分の気持ちを茂雄にぶつけたかったのかもしれないと思った。

 

タカアキという存在

映画の中では、タカアキについて多くは語られなかった。だけど、この映画を考える上で、タカアキは非常に重要なピースの1つであると思う。タカアキは、バンド「赤犬」のボーカルで、仕事中に全治2ヶ月の怪我を負う。その結果、ポチ男にボーカルの座を奪われることとなる。

もちろんタカアキがライブに出れなくなったのは、自分が怪我をしたせいである。それが元の理由とはいえ、ボーカルをポチ男に取って代わられる。そして、ボーカルが変わったことだけが理由ではないにせよ、その後メンバーはやる気になる。タカアキが主役の物語だったら、大きな屈辱、挫折だろう。

印象に残っているシーンがある。ユニバースでのワンマンライブが決まったことを、カスミが赤犬メンバーに伝えたときのこと。異議はないかを聞くカスミに、ざわつくメンバー。タカアキは手を挙げていた。自分が歌いたいのだと伝えたいのだと思った。だけど、誰もそれに触れることはない。異議はないな、というカスミによってその場は閉められれる。そして、できたワンマンライブのポスターは「稀代のニューカマー」、ポチ男だ。

だが、スタジオを出て行ったポチ男はライブ当日、ユニバースには現れなかった。このユニバースでのライブのシーンでは、彼の歌っているときのいきいきとした表情と、茂雄を見つけたときの虚無の表情の対比が素晴らしかった。そして、ダイブ。(劇中では、観客の悲鳴と「タカアキさんがダイブしました」というスタッフ、スタッフに運ばれてくるタカアキの姿が映るのみで、ダイブのシーンは無かった)初めは、なんでダイブしたんだろうと思った。メンバーもあっさりしたもので、なんで今するん、ポチ男準備しとけよ、という程度。だが、その後茂雄が歌う姿を見て思った。タカアキはボーカリストとして茂雄に自分の場所を譲ったのだと。きっと、嫉妬とやるせなさと尊敬とともに。葛藤を抱えながら、彼はダイブしてしまっていたのでないか。

タカアキは初めの1回以外、自分が歌いたいと声に出して言うことはない(言ったときもカスミに松葉杖を蹴られて転んで終わった)。ダイブしたときの表情も分からない。だが、多く語らないことが、かえって彼に大きな存在感を与えていると感じた。

 

カスミの「しょうもな」 

カスミはよく「しょうもな」と言う。マキちゃんの名前を出すと喜ぶ医者に対し、ポチ男の面倒を見る自分を「お母さん」と言ってくるマキコに、そして、指長いなと手に触れてくるポチ男に…。本当にしばしば「しょうもな」と言う。そしてこの映画の最後も、カスミの「しょうもな」で幕を閉じる。

カスミはほとんどの場合、眉間に皺を寄せた不機嫌な顔をしている。例えば、驚くシーンや悲鳴をあげるシーンもなかったと思うし、逆に大喜びするシーンや大泣きするシーンもない。全体的に外に見せる顔は温度が低く、いつも淡々と話す。

しかしラストで、ユニバースで歌うポチ男を見てカスミは笑う。堪えきれずといったように顔を綻ばせ、「しょうもな」と言う。

野外ライブに乱入してきた挙句倒れたポチ男を自分のスタジオに連れ帰ったシーンや、元の仲間から茂雄を救い出してユニバースに連れていくシーン等。いくらカスミといえども一悶着あった(感情を見せた)だろうと思われるシーンは、意図的にかそうでないかは分からないが描かれていない。だからこそ、このカスミの笑みが、深く深く印象に残った。

 

『古い日記』

言わずと知れた和田アキ子さんの名曲。(「ハッ」好きとしては見逃せない)劇中でしばしば出てくるこの映画を構成する重要なもののひとつだ。

ポチ男は、夜中にカラオケでこの曲を歌い、自分にはこれだけしかないと言う。茂雄の義兄も、茂雄のことを聞きに来たカスミに対し、茂雄のものはこれ(茂雄の父が歌う『古い日記』と、歌い終わった後の父と茂雄の会話が入ったカセットテープ)だけだと言う。茂雄とポチ男のどちらにとってもこの曲しかないわけだが、それが持つ意味合いは茂雄にとってとポチ男にとってでは異なっていると思う。

茂雄にとっては、お父ちゃんとの思い出。歌手になるという思い。だが父の死後、茂雄は荒れ、それを捨てて(=家に残して)家を出てしまう。

ポチ男にとって、この曲は初めは過去の自分との繋がりだった。だがその後、この曲には新たな意味が追加されたと思う。カスミが持ち帰ったカセットを、おじいが勝手に流していたのを偶然耳にし、ポチ男は記憶を取り戻した。このとき、おじいはカセットに入った茂雄と父の会話を聞き、「お父ちゃんの言う通りやな(=人が何かを始めるのに遅いということはない)」と言う。この言葉により、ポチ男にとってこの曲は、人はいつでも変われるという意味合いを持つものになったのではないかと思う。(後述しますが、記憶を取り戻したとき、彼はまだ「茂雄」ではなく「ポチ男」だったとわたしは考えています)

 

ポチ男と茂雄

記憶を取り戻したポチ男は、おもちゃの銃を持って自分の子供、マサルのところへ行く。このとき、彼はまだ人はいつでも変われると信じる「ポチ男」だったと思う。姉に「俺は変わったんや」と言うポチ男。それに対し、「刑務所に入ったくらいで変われるならわたしも入りたい」と返す姉。ポチ男はきっと、刑務所の中でではなく、「ポチ男」として暮らす中で自分は変わったと思っていたのではないだろうか。激しい応酬の中、「そんなに嫌なら(豆腐屋を)辞めたらいい」というポチ男に、姉は「あんたは何も変わってない」と言い放つ。全てを捨てた「茂雄」のままだ、と烙印を押される。その後、誰もいなくなった店先に茂雄は立ち尽くす。彼にとって、やはり自分はポチ男ではない、茂雄だったのだと思わされた瞬間だったのではないだろうか。

その後、カスミが「ポチ男」と言う度、彼は「茂雄や」と律儀なほどにしっかりと返す。自分はやはり変われなかったのだ、そんなに世の中は甘くないと、自分自身に言い聞かせている言葉に聞こえる。

顔を洗い、鏡を見ているシーンも似ている。茂雄が鏡を見るシーンは2度ある。1度目は襲われた後。血を洗い流し、鏡で自分の姿を見て「誰や」と呟く。2度目は昔の仲間と仕事をしに行く前。彼は何も言わず、鏡を睨む。言葉はないが、胸の内で「誰や」「茂雄や」と自分に言い聞かせているようにも見えた。

茂雄が元の仲間に嵌められたことに気づいたとき、カスミは彼女自身のために茂雄を救い、ユニバースへ連れて行った。タカアキが歌えないとなったとき、カスミは言う。「こっからはあんたが決めろ」この言葉には、歌うかどうかは茂雄が決めろと言っているだけではなく、ここから先どう生きていくか決めろと言っているようにも捉えられる。全てを捨て、ドブのような血の臭いをさせる茂雄として生きるのか。人は変われると信じ、大切なものを一つ一つ増やしていくポチ男として生きるのか。

そしてしばらくの逡巡の後、茂雄は歌う。ポチ男として生きることはできなくとも、ポチ男のように生きたいという気持ちの表れではないだろうか。圧巻の歌声はさすがだった。(あと個人的には、茂雄が1番すばるくんになっていたシーンだと思った)

 

その後の茂雄

(※多分に妄想です。根拠一切なしのやつです。)

わたしは、茂雄が赤犬のボーカルとして歌ったのは、あの2回で終わりだと思う。

茂雄は、あのとき赤犬に必要だった。ライブに出るため、メンバーのやる気を出すため。赤犬を完璧にするために必要だった。だが、本当の意味で赤犬を完璧にするためには、そこにはタカアキが必要だ。

カスミはポチ男ノートの「記憶が戻りつつある?戻ったら」と書いた部分をタカアキの写真で上から隠していた。戻ったら、いなくなったら。きっとカスミはポチ男がいなくなることを考えたくなかった。だけど、元を正せばポチ男はいなかった人。いなくなったら、元に戻るだけ。赤犬のボーカルはタカアキに。それを自分に言い聞かせるためにも、カスミはタカアキの写真を使ったのではないか。

そして、カスミも茂雄を説得するシーンでは認めていた。茂雄に歌ってほしいのは、「ただ単純にうちが見たいだけや」と。赤犬のためにも茂雄が必要だが、何よりも自分のために茂雄が必要であるという気持ちが隠されていると思う。

それが恋なのか、家族に向けるような愛なのか、なんなのかは分からないけれど、きっと赤犬で歌うことが無くなっても茂雄は急にカスミの前から消えはしないと思う。カスミの世界の5つ目として、ずっとカスミの側にあってほしい。なんの根拠もないけれど、そうじゃないかな、そうだといいなと思う。

 

 

セリフが少ないからこそ、ずっしり刺さるのが多かった。 すばるくんが愛しかったシーンについては、また別でもっとライトに書きたい。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。読書感想文並みに書いたな?

さーて予告編とかインタビューとかレビューとか見ちゃおっと!

以上、新米でした🌾

 

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