バンドマン、図らずも関ジャニ∞に落ちる 〜関ジャニ∞の楽曲レビューと好きな曲ランキング始めます〜

I. はじめに

わたしは新米エイターである。

今までジャニーズに興味はなかった。大学時代はバンドでベースを弾いていた。聞いていたのはほとんどが邦ロック。(好きなバンドは銀杏BOYZです。)ジャニーズは母の影響でSMAPのコンサートに連れて行ってもらったことがあったけれど、最近はとんとご無沙汰だった。(メンバーはおろかグループすらも分からないレベル)でも落ちた。ヒューッと一気に恋に落ちた。落ちたらやばいと心のどこかでセーブをかけていたのかもしれない。だってイケメン好きだもん。だって個性的な人々が集まってグループで活動してるなんてワクワクしちゃうもん。それまで心の奥底にあったジャニオタの素質に、最近一気に火がついてしまった。

わたしと関ジャニ∞の最初の出会いは、高校生の頃だった。同じ部活に、関ジャニ∞が大好きな子がいた。彼女はいわゆる黒色エイターで、横山裕に青春を燃やしていた。彼女はよく、「関ジャニ、めちゃくちゃ面白いよ!」と勧めてくれていたものである。しかし、非常に申し訳ないのだが、当時のわたしにとっては関ジャニ∞は心底どうでも良かった。アイドル?いうてアイドルやん?おもろい言うても、アイドルの割におもろいだけやん?と思っていた。張り倒したい。その頃のわたしにとっての関ジャニ∞と言えば、やっぱす〜っきゃね〜んだった。それだけしか知らなかった。

そんなわたしと関ジャニ∞の再会は、そこから約8年後。たまたま見た関ジャニ∞クロニクルの英会話伝言ゲーム。…いや、面白くない?!?!かっこいいのに面白くない!?!?衝撃だった。もう一度言うけど、8年前の自分を張り倒したい。ふだん後悔なんてほとんどせずに生きているけど、このときばっかりは後悔した。パーンして!(殴って)いやもうドーンして!!(殴り飛ばして)

そして、猛烈に彼らのバンド姿が見たくなった。それは、ちょうど「奇跡の人」が発売された2017年9月のことであった。大学時代ベーシストであったわたしは、それまで関ジャニ∞に全く興味がなかったものの、メトロックに関ジャニ∞が出た、ということぐらいは知っていた。関ジャニ∞を調べ始めたわたしの目に飛び込んできた「奇跡の人 期間限定盤 DVD収録内容<Live@METROCK2017>」…いやいやいや、買うでしょ。買うよね。その15分後には家を飛び出しCDショップにいた(22時半)。

そして、見てめちゃくちゃ驚いた。この人たち、滅茶苦茶バンドマンじゃん。

まず、ベーシストとして気になるのはもちろん丸山隆平さん。思ってた200倍ぐらいは演奏力が高い。そこらのベーシストと比べても本当に遜色ない。曲順を間違えて始めた前奏(?)のスラップ、そして歌うようなベースライン。そして何より、歌いながらの演奏でのあの安定感。あそこまでしっかり歌って弾けるのは、まあものすごい練習してるだろうし、リズム感がすごいあるんだろうなあ。

そしてその丸山さんを引っ張るドラマーの大倉忠義さん。力強いドラム!ドラムが小さく見える…。そして甘いお顔!まじでイケメンだなこの人。ベーシストの間違いソロに対し、すかさず合わせにいくセッション力。ああいうセッションは本当に難しいと思う。ベーシストの間違いに対し、一人にしないで逆に引っ張ってくれるドラマー…ほんと心強い…。

ときに楽しそうに、ときに魂を込めて、歌って弾いてくれる安田章大さん。この人もリズム感すごく良さそうなのと、魅せ方が分かってる!ギターの弾き様がかっこいいけど、決して目立とう目立とうとしているわけじゃなくて、そのバランスが本当に良い。

錦戸亮さんの特徴的な声。言ったじゃないか!の叫びでやられた。ものすごくいい声っていうわけではない(失礼)と思うんだけど、一度聞いたら忘れられないし、ものすごく中毒性がある。

横山裕さんは、白くて美しいね!パーカッション叩き姿がものすごくかわいらしく映った。最後のみんなでお辞儀している姿、ちょっと緊張とけたのかな。ほっとしてるように見えて、よくやったねえ~って思った。

村上信五さんがキーボディストとは。(キーボードは1番ぐらいにむずかしいと思ってる。)普段のイメージとは違うところもありつつ、でも盛り上げるとかお客さんに声をかけているところは彼のイメージ通りで。バンドをしているのがなんだか不思議に見えた。

それからもちろん忘れちゃいけない渋谷すばるさん。あの声の響き、あのかっ開いた眼、そして全身から出るあの表現力。本気で歌っているんだなっていうのが、画面越しでもビリビリ伝わってきた。あれは絶対生で見たらやばいやつだな~。

ってな感じで、その日のうちに5回は繰り返し見た。欲を言えば、High Spiritsはできればいろんな場面のカットを使うんじゃなくて、あれこそ演奏している姿が見たかった。あと、NOROSHIとか象とかがすごく聞きたかったし、さらに言えば、メトロック行きたかった。

その熱も冷めやらぬまま、翌々日には「ジャム」を購入。バンド曲だけじゃない…アイドルらしさ全開の曲も、バラードも素晴らしい…。完全に沼落ちです。ありがとう神様、ありがとう関ジャニ∞。こうしてわたしの新米エイターライフは幕を開けた。今となっては、♪「やっぱす〜っきゃね〜ん」新米『ずぎや゛ね゛ー゛ん゛!!!!!!』である。

 

Ⅱ. 目的

ほんのわずかながら稼ぎのあるわたしは、先日これまでに出た関ジャニ∞のアルバムを右から左までオトナ借りしてきた。今までこんなにいっぺんに借りたことない。(本当はオトナ買いがよかったんだけれども、どうしてもすぐに欲しい事情があったからレンタルにとどめた。)

良曲めっちゃあるやん!楽曲提供者もジャンルもいろいろ。メンバーみんな個性豊かな歌声でバランスが良い。そこで研究者の血が騒いだ。もう1曲1曲しっかりこってり聴きたい!こんなに色んなタイプの曲が集まっているものを、自分の好きな順に並べられたら、面白いことが分かるかも!

そこで、新米の新米による新米のための研究を実施することとしました。その名も、関ジャニ∞の楽曲レビューと好きな曲ランキング!超ダサいけど、タイトルは分かりやすくて変に洒落てないのが一番良いんだ、きっとね。

 

III. 調査対象

関ジャニ∞のすべてのアルバム(通常盤)を対象とする。特にベストアルバムにおいて、同名の楽曲が複数存在する場合、それがアルバムverであるかシングルverであるかに関わらず、先に出てきたものを調査対象とする。

 

IV. 調査方法

古いアルバムから収録されている順に楽曲を鑑賞し、その結果をもとにレビューを作成する。また、併せて好きな曲ランキングを作成する。

初めに歌詞を見ながら5回聴き、その後すでに順位付けされている楽曲と聞き比べながら順位を決定していく。

 

Ⅴ. 調査期間

2017/11/9〜∞

アルバムが出る限り続けたいが、もしかするとすぐ飽きる可能性もあるため。

 

Ⅵ. 調査環境

1. 再生環境

(1)iPhone SE

iPhoneアプリ「ミュージック」を利用し、楽曲を再生する。

 

(2)イヤホン

メーカー不明。金色。カナル式。

iPhone付属イヤホンと迷ったものの、遮音性や音質を重視し、こちらを採用。

 

2. 調査場所

ひとりで鑑賞できる場所。

この場合の「ひとり」とは、鑑賞中に他人からの干渉を受けないことを意味する。

(例. 自室、移動中など)

 

Ⅶ. 条件

1. 参照する歌詞

歌詞は歌割り付きのものが存在する場合、それを参照する。(歌割りは楽曲の好き度に大きく影響を与えるが、新米につき判断を誤る可能性があるため。)

 

2. 映像の取り扱い

ライブDVDやMVなどの映像は、調査対象に含めない。(映像を見ると冷静な判断ができなくなるため。)

 

3. 参考文献の取り扱い

他者による楽曲のレビューや人気ランキング等は極力参照しないこととしたい。(皆さんのレビュー読むの大好きだから無理でしょう)本調査は全てガッチガチの主観に基づき実施する。

 

よっしゃー待ってろ関ジャニ∞ー!