愛してやまない男たちの話がしたい ~おいでよDDの沼~

[DD(誰でも大好きの略)]

アイドルファンの特有の愛情表現の一形態で、「誰でも大好き」(Daredemo Daisuki)の頭文字を取ったもの。

 

私のジャニオタ人生は、関ジャニ∞安田章大担として始まった。安田章大こそが最後の恋だと信じて疑わなかった時期もあった。しかし、そこはジャニーズそんなに甘くない。ジャニオタをしていると見えてくる別Gの沼。楽しそうな現場。数多の魅力的な男たち。元来の惚れっぽい性格も手伝って、DDの沼に落ちるまでに時間はかからなかった。今は、そのときに推したい人を全力で推そうをモットーに、毎日元気にオタ活をしている。

さて、今回は備忘も兼ねて、今私が好きな男たちについてまとめておこうと思う。

(書き終えた今見てみると文量がえげつないので、興味があるところだけ見ていただけたら………とっても嬉しいです……………)

 

 

 

 

・きっかけ

私が安田章大さんのことを初めてしっかりと認識したのは、2017年7月5日に発売された「an・an  No.2060」だった。ジャニーズといえば母に連れられてSMAPのコンサートに行ったことはあったが、このan・anを買った当時は全く興味がなかった。バンドに興味があったので、そちら側から関ジャニ∞がMETROCKに出演したという話を小耳にはさんではいた。ワイドショーの映像を見て、関ジャニ∞ってバンドするんだ、曲かっこいいなと思ったけれど、そこで終わっていた。思い返すだにもったいない。このan・anも表紙の関ジャニ∞に惹かれたわけではなく、「かっこいいカラダのつくり方。」というその号のテーマに興味があって手にしたものだった。そこでそれまで知らなかった4人のメンバーの顔と名前を初めて知った。安田くんも知らなかったメンバーのうちの1人だ。そのときは、横山裕くん昔よりかっこよくなってる、大倉っていう人が一番好みかもしれないけど髭はいらないな(ちょうど蜘蛛女のキスのビジュアルだった)、程度の感想しか抱かず、安田くんに至っては好みのタイプじゃないかなあとバッサリ切っていた。とんでもない。

その後、関ジャニ∞クロニクルの英会話伝言ゲームやCan!ジャニの鬼教官村上とペーパードライバー丸山の動画を偶然目にして衝撃を受けた。かっこいいのに面白い。そういえば関ジャニ∞ってバンドやってたな、バンド姿ももっとちゃんと見てみたいなと思った。それは2017年9月の頭で、運の良いことにMETROCKの映像が収録された「奇跡の人」が発売になったタイミングだった。その日のうちにはCDショップに行き、「奇跡の人」を買った。それを見てまず驚いて心惹かれたのは、まるちゃんのベースと大倉くんのドラム。ここでも特に安田くんに心が動くことはなかった。これまたとんでもない。

それが覆されたのが、9月18日に放送されたMステウルトラフェスの「今」。気になり始めてから初めてテレビで見た関ジャニ∞。そこで、安田くんに心を奪われた。それまでそう思ったことは実は一度もなかったのだけれど、とにもかくにもビジュアルが最高すぎてびっくりした。分かる人には分かるであろう、茶髪の天使ビジュだ。ビジュアルの振れ幅、罪すぎる。おかげさまで安田くんのかわいさに気づくのが遅れた。小さい身体をめいっぱい使った大きくてキレのあるダンス。歌うときのキラキラした表情。いつの間にか安田くんから目が離せなくなっていた。この人のこと、好きかもと思った。それから、安田くんを目で追う日々が始まった。

今となってはもう当たり前に使うが、ジャニオタになってからしばらくの間、私は「自担」という言葉が好きではなかった。担当という言葉に違和感を感じていたので、安田くんのことも「推し」と表現していた。しかしいつの日からか、安田くんは「自担」だ、もう抗えないと思うようになった。「推し」と「自担」では何が違うのかと言われるとよく分からないが、普段の生活で使う言葉ではない分「自担」には特別な思いが乗っているように思う。この変化に至るまでに何か決定的なことがあったのかなかったのか、残念ながら今となってはもう思い出せない。しかし、その後私はたくさんの男を好きになるが、いまだに「この人は私の自担だ」と認識した人は安田くんを除いて他にいない。

こんな髪型が良い、ピアスもうちょっと小さいのが良い、演技の仕事してほしい、とか。ああしてほしいこうしてほしいはどれだけでも語れてしまうけれど。そういう小さなことはきっと本当はどうでも良くて。死ぬまで一生安田章大の思う安田章大であってほしい。なんて、めちゃくちゃ我儘でめちゃくちゃ重たいけど、そう思っている。

 

表現者 安田章大

安田くんのどこが好きか一言でまとめるならば、「表現者であるところ」だと思う。作り出せる人である、というところに心底惚れている。作り出すものに、というよりは、作り出せる人だというところに。

曲を作る、詞を作る、絵を描く、髪型を変える、服を身にまとう、ブログを書く、歌う、踊る。こういった目に見える一つ一つの表現もさることながら、安田くんは空気や雰囲気を表現することに非常に長けている。

その真骨頂といえるのが、安田くんが作詞・作曲・MV演出・衣裳・振り付けを担当した、安田章大総合プロデュース曲「Black of Night」だと思う。関ジャニ∞の前向きで元気なパブリックイメージとはかけ離れたこの曲。人間の欲望を表したという衣装、聞いている人をヒリヒリさせようとしたという曲のアレンジ。聞けば聞くほど、知れば知るほど精緻に創りこまれた世界観に驚く。天才。安田章大は天才なのだ。

さらに驚きなのが、「安田くんが作る曲のテイストはこういうイメージのものばかり」ではないことだ。暗く不穏な曲、温かく切ない曲、疾走感のある曲、聞いているこっちが恥ずかしくなってしまうようなエッチな曲、かわいらしい曲、ファンへの思いを伝えてくれている曲…安田くんがこれまで作ってきた曲は多種多様で、どれも全く違うイメージを持つ曲ばかり。これらを作った人が安田章大という一人の人間だとはとても信じられない。こんなにたくさんの顔を見せてくれる人は、きっとめったにいない。

もちろん安田くんが表現するものの中にも好き嫌いはある。特にビジュアルや曲なんかは分かりやすい。安田くんを好きでいることでストライクゾーンは広がっているものの、これは良いというものだけでなくそうでもないというものもある。しかし、好き嫌いが出るのも表現の幅の広さゆえのものだと気づいてしまえば、その凄まじさにはもう感嘆の声を上げざるを得ない。

また、安田くんの表現力は自分を表現することだけに留まらない。「Dye D?」の日本語詞の部分を、しっかりと伝えてくれそうだからという理由で村上くんに振った話を知ったときには、そのセンスに改めて驚いた。

今さらだけど、安田くんが4人の別々の人に扮した一人舞台、「818」を観に行ってみたかったなあ。

 

・歌

歌をとってみても、安田くんが伝えてくれるイメージは曲によって大きく異なる。細かく見れば、声音、表情、体の動かし方等、曲によってそれぞれ少しずつ違う。例えば、「象」の切なく迫る力強さ、「T.W.L」のポップさ、「The Light」のどこか儚い輝き、「罪と夏」のギラギラ感、「I to U」の柔らかさ。くるくると変わる表情をいつまでも追いかけてしまう。

安田くんの上ハモが好きだ。主旋律を歌う安田くんも好きだけど、ハモリを入れたり、「RAGE」や「宇宙に行ったライオン」のように裏のパートを歌ったりする安田くんが好きだ。コンサートや歌番組でギターが忙しくてハモっていなかったりしたら、ちょっとだけがっかりしてしまう。ジャニーズには、関ジャニ∞ほどハモるグループはないと思う。その関ジャニ∞の武器を支える職人安田章大。愛しかない。

それから細かい話になるけれど、安田くんの歌のb音とk音がたまらなく好きだ。そう、安田くんの歌う「僕」。安田くんの歌う「僕」は破裂感が強く特徴的なので、すぐに分かる。ああ、安田くんだなと思う。特に「アイスクリーム」の「僕」、「応答セヨ」の「僕」は聞くたびに好きを更新する。

 

・ギター

安田くんのギターを初めてしっかりと見たとき、好きなタイプのギタリストだなと思った。安田くんのギターは感情が乗っている。そして、見せ方が分かっている。弾き様がかっこいいけれど、決して目立とう目立とうとしているわけでなくて、バランスが良い。

見せ方は特にギターがしっかり弾けた上で初めて意識できることだと思う。余裕がなければ意識できない。超絶テクを見せつけるタイプではないけれど、明らかに演奏技術が高い。かっこいい。

 

・文章

私は安田くんの表現の中でも、特に文章での表現がとても好きだ。歯に衣を着せぬ言い方をすれば、安田くんは文章を書くのが上手くはない。何を言っているのか分からないことや、コロケーションが無視されていることもしばしば。でも安田くんの文章を読むと、その文中の言葉の一つ一つはちゃんと意図をもって選ばれてきたのだろうなと感じる。よく耳にする言葉や言い回しで丸めるのではなくて、そのときどきで言葉を選んでいるからこそ、安田くん自身が思ったことや感じたことがより立体的に伝わってくるように感じられる。安田くんの文章は、きっと安田くんにしか書けない。そこがたまらなく好きだ。

 

・髄膜種の公表から

2018年7月2日。安田くんが自身の髄膜種について公表したとき、一瞬目の前が真っ白になって耳の奥がざわざわしたのをよく覚えている。何かあるのかもしれない、と薄々感づいてはいたものの、事実はその予想を簡単に超えてきた。何よりも衝撃だったことは、私は病気になる以前の安田くんを知らないということ。

そのとき私は、絶対に安田くんに“病気をしたけれど頑張っている人”というレッテルを貼りたくないと思った。自分が頑張っていることが誰かの力になれば、と伝えてくれた安田くんの思いにはそぐわないかもしれないけれど。「病気をしたから」「病気をしたのに」その言葉を免罪符に、安田くんの表現を真っすぐに受け取る努力を怠りたくない。もちろん病気をして感じ方や考え方が変わるということはあると思うし、安田くんがそれをそのように伝えてくれるのなら素直に受け取りたい。でも、それを私が勝手に判断したくないと思った。ああ、そっか、あんなことがあったもんそういう考え方にもなるよね、なんて。簡単に決めつけるようにだけはなりたくない。

私が安田くんを見たのは、GR8EST名古屋3日目とマニアックでだけだ。正直に言ってしまえば、そのときはどうしても病気について考えないではいられなかった。これから先も、大きな病気をしたという、その事実を忘れることはきっとできないけれど。それでも、雑念無しに安田くんの表現そのものを心から楽しめる日は必ずくるだろうなと思う。だって、相手は安田章大だから。早くまた安田くんに会いたい。

 

 

 

・きっかけ

この人を知って、私はアイドルへの「好き」のカタチは一種類じゃないんだと知った。「なんだかんだ言っても、アイドルに恋愛みたいな“好き”を抱くことはない」と思っていた私を、重岡大毅はいとも容易く篭絡した。自分は理性的なタイプだと思っていたし、リアコという言葉は知っていても自分には縁がないと思っていたのに。こんな風に恋する日が来る、誰が予想した?信じられるマザー?!状態。この人のことを考えているときの私、紛れもなくJK。フルネームを見ただけで胸が苦しいし、不意に写真に行き当たったりなんかしたら立ち直るのにちょっと時間がかかる。しんどい。誰かに重岡くんの話を聞いてほしいけど、いざとなると恥ずかしくて上手く話せない。でも話したい。こんなん恋バナしたい女子やん!ホァ~~~~~~~~~~~~も~~~~~~~~~~~~~~~むり!むり!!好き!!!辛い!!!!!!だれかたすけて!!!!!!!!!

重岡くんのことが気になり始めたのは忘れもしない2019年の年始。ジャニオタ界隈で、「ジャニーズオフィス座席表」が流行った(ジャニーズの名前が並ぶ座席表のいくつかが空席になっていて、あなたはどこに座りたいですか~?ってやつ)。そこから全ては始まった。安田先輩覗きたさで座った席の、隣の席が重岡大毅だった。当時はジャニーズWESTのセンターということ以外重岡くんのことは何も知らなくて、多分顔も曖昧だったと思う。隣に座ったのがきっかけで、なんとなく調べてみたのだった。そして、なんとなく色々な方のブログを読んだり、写真を見たりしているうちに「隣の重岡」のことばかり考えるようになってしまった(隣の重岡とは気も合ってよく二人で飲みに行くけど、そういう好きじゃないのだ)。そして気づけばめちゃくちゃ気になる存在になっていた。我ながらさすがにキショくてマジで片腹痛い。胸キュンを自給自足するな。

そうこうしているうちにもう重岡くんへの熱が抑えられなくなってきて、「溺れるナイフ」「殿、利息でござる!」「宇宙を駆けるよだか」を見た。前々からコンサート円盤を見るより先に、どうしても「宇宙を駆けるよだか」を見なければと思っていた。どうせ見るなら物語として楽しみたかったので、かみしげを知る前に見たかった。だから、コンサートより先に演技仕事から入った。それでまあ当然大友にも音右衛門にも火賀にもやられた。

その後、満を持して見た「WESTival」。登場の瞬間から顔が好きすぎて我を失った。なんだよ薔薇を咥えて出てくるって。とがった犬歯がかわいすぎんだろうが。はいしんどいしんどい。正直円盤見てこんなに黄色い声上げることになるとは思ってなかった。最初のぶち上げテンションで絶対最後までもたんやろと思ったら案の定アンコール前にバテてるところも愛おし……だったし私の声も同様にアンコール前にはやられてましたわ。アッハッハ。そんなこんなあってアイドル重岡大毅をまっとうに摂取し始めたので、最近では隣の重岡は鳴りを潜めつつある。

そして今は、過去に遡って色々と覗いてみているところ。特に、最近買った2018年9月号のMYOJOの10000字インタビューがとても良かったので、ジャニーズWESTのセンター・重岡大毅を紐解いてみたいなあという気持ちがまた増した。

そうして過去を知れば知るほどに、未来も見たくなる。この人が真ん中に立つグループは、これから先何を見せてくれるんだろう。すごくワクワクする。今年はちょうど、ジャニーズWESTのデビュー5周年の年。のんびりにはなりそうだけど、重岡くんとジャニーズWESTを追いかけてみたい。

 

・顔

重岡くんの何が私を狂わせたか、一言でいえばまず顔だ。あまりにも顔が好きすぎる。そんでもって、それがJr.時代から今に至るまでずっと(寝不足のパイナップル除く)だ。ニャ~~~ンそんなことありえる?!?!あ、あ、ありえねえよ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!ウォォオ~~~~ン

たしかに時期によって前髪とか髪の長さとか顔の形とかに多少の違いがあるのは分かるんですけど、ビジュアルがコロッコロコロッコロ変わる自担(安田章大氏)を持つ身からしたらなんだこの安定供給。安定具合が工場か?シゲオカファクトリー?おかげさまで、いつの何を見ても最高に顔が好き!!!何を見てもマジでときめく!!!やばくないですか!!!やばいね!!!!「黒髪やったり、眉毛をいじったりしてへんのは自信があるっていうことや」「(黒髪)似合ってると思ってるからね」……………いや~~~~もうほんとありがとうございます。

しかし最近金髪にしてみたいかも、って言ってるの見たけど、それは……どうなるんでしょうね………。髪色派手な男は言わずもがな好きだけど、重岡くんにはそのまんま、ヴァージンヘア貫いてほしい気が、します、ね。

具体的に顔のどこがどう好きなんだろうって思ってさっきからカメラロールを見てるんですけど、情緒が不安定になってきましたわ。マジでこんなに顔が好きな人に今まで出会ったことない。もっとイケメンは世の中にはいる。分かる。んだけど、私はどうしてもこの顔が好きなんだ。いや、マジで冷静に考えられん。とりあえず顔の輪郭は気が狂うほど好き。目、鼻、口、歯、えくぼ込みのほっぺた、眉毛、耳、好き。それから、笑顔、キメ顔、ちょけた顔、押しなべて好き。やべ~~~~真剣に考えたいのに何もわかんねえ!!!!!パオ!!パオパオパオ!!!!!!

取り乱してすみませんでした。

 

・演技

重岡くんがこれまで演じてきた役が本当に大好き。熱くて優しくて親しみやすくて誠実で不器用な男たち。「溺れるナイフ」の大友勝利、「殿、利息でござる!」の穀田屋音右衛門、「宇宙を駆けるよだか」の火賀俊平、「節約ロック」の稲葉コウタ、「ストロベリーナイト・サーガ」の大塚真二、「炎の転校生REBORN」のシゲオカ駆、「ごめんね青春!」の海老沢ゆずる………(見た人羅列したらごちゃごちゃになった)

も~~~~~~~ほんとにどいつもこいつも!!!!!!!!!!!(しんどい)

この役たちのおかげで、「葛藤する重岡大毅」という性癖を自覚してしまった。なかなか簡単に分かりやすく幸せになってくれない男ばかりだから、いつまでも心に留まって忘れさせてくれない(しんどい)。でも、心配しなくたって彼らは絶対幸せになれるような男たちなんだよ(しんどい)。いや、しんどいねえ。

あんまりしゃべるとネタバレするな。とりあえず、「溺れるナイフ」と「宇宙を駆けるよだか」は必修科目ですので、ぜひご覧ください。「溺れるナイフ」はFOD、「宇宙を駆けるよだか」はNetflix!どっちも最初1か月無料だよ!

重岡くんの演技の何が良いかというと、最初にくるのはその自然さだと思う。見ている側に演じているという感覚を与えない。まさにそこにいるのは大友勝利であり、火賀俊平であり………、役そのものが息をしているという感じ。いわゆるはまり役が多かったのかなあという気もする。重岡くんのイメージや性質からかけ離れた役、というのもあまりなかったのかなって。

だからこそ、これから本人とは似ても似つかぬ役も見てみたい。サイコキラーとか、ダメニートとか、王子キャラとか!でも、これからもどこにでもいそうな男の子も見たい!あ~~~ん!

 

・歌

まだ聞き分けがまったくできなかったころ、CDを聞いて「ん?今のとこ良い。誰?」って気になって調べると重岡くんだった!ってことが頻繁にあった。「Ya! Hot! Hot!」の「楽しいこと探しに行こうよOh Yeah」とか、「赤いマフラー」の「それでも好きだった」、「パーリパーリパリ -カタカナを叫べ-」の「ほらいっせーので」とか…………

喋ってるときの声が特徴的だから意外だったんだけど、歌となると声がものすごく甘く、柔らかく響く。でもやっぱり芯は残っていて、それが良い塩梅で聞いててとても心地いい。歌ってるパートどれも最高!歌上手い!っていう感じとは違うんだけど、ぼーっと聞いてても胸に響くような、残るパートがけっこうある。

そして、重岡くんの歌という観点で外せないのは「乗り越しラブストーリー」(作詞・重岡大毅)と「間違っちゃいない」(作詞作曲・重岡大毅)。どちらもシンプルで武骨で、その中に繊細さや切なさを秘めている。2曲とも重岡くんの名刺代わりになるような曲だなと思う。

「乗り越しラブストーリー」は「WESTival」のDVDで見て、「重岡くんすっごい楽しそうにピアノ弾くなあ。大人しく座ってられない子供じゃん」って微笑ましく見ていたんだけど、歌詞を見たらエッッッッ………てなった。めっちゃくちゃ切ない………。あの、演奏してる人のうち一人5歳児でしたよね?こんなこと歌ってたん?ちょっと歌詞一回見てきてください。この曲、作詞・重岡大毅です。

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中でも、私が一番好きな歌詞の一節は2番のAメロ。

『誕生日にくれた流行りのキャップ 実はサイズ きつい 「私もいっしょに使いたくって」ってエヘヘちゃうで』

?待ってリアリティやば?いやほんまエヘヘちゃうで?顔の小さい彼女?…………………ハァ~~~~~~~~~~~イ無☆理。はい。大事なことなのでもう一度言いますね。この曲、作詞・重岡大毅です。

「間違っちゃいない」は、味方でいてくれる曲。その名の通り、『間違っちゃいないよ』と優しく背中を押してくれる。特に理由はないのに気持ちが落ち込んで元気が出ないときに、思い立って聞いてみたらすごく心に沁みて。そのときから、それまで以上に特別な曲になった。

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この曲に込められた重岡くんの思いを雑誌やラジオで見聞きするたびに、重岡くんとジャニーズWESTへの愛が深まる。制作時に6対1の1になってしまい落ち込んでいた中で、メンバーからもらった言葉たちから詞ができたこととか。今悩んでいるJr.に聞いてほしいという思いとか。そういうところを知って改めて聞くと、もう胸がギュッとなってたまらない。

この曲の歌詞も「乗り越しラブストーリー」と一緒で、とてもリアリティがある。『朝の占い横目で順位気にしてさ』なんて。ああ、重岡くんも同じように今を生きている人なんだなあって改めて実感する。

 

・交友関係

重岡くんを好きになって気づいた。グループの垣根を超えた関係性って素敵だよな!

錦戸亮ちゃんとのエピソード、良き先輩後輩らしくてとても好き。どちらもプライベートで会う先輩(後輩)少なそうなのに、中でも仲良くしてるんだなっていうところ、最高。重岡くんの車(税金対策の軽)でなんばグランド花月に行くのとか、コップの渡し方で亮ちゃんに怒られる重岡くんとか、最高ちゃいます?かっこつけない、が美学という重岡くんの考え方が、「ごめんね青春!」のときに亮ちゃんに「かっこつけんな」って言われたところから始まっていることとか。公私ともに最高で最高を固めた先輩後輩で息苦しい………

あと、向井康二くんへの熱い思い。雑誌やラジオで康二くんの話をしている重岡くんを見ると、私が死ぬ。「康二のことはどうしても気になってしまうし、康二がどんなときでも見捨てられへん」という言葉から見える、同期であり先輩感。長い付き合いなんだもんなあ。重岡くんがSnow Manのコンサートを見に行った話をしていた回のラジオは録音してたまに聞いているんだけど、何回でも新鮮に泣いてしまう。康二くんがデビューできたら、重岡くんめちゃくちゃ喜ぶだろうな。ジャニーズWESTのコンサートのメイキングで見られる同期感にも死ぬ。ううぅ

そして、今いっちばん私の中で熱いのはけんしげです。けんしげの何が最高かって、けんしげのけんです。(ほとんど)いつだってセルフプロデュースがばっちり決まってるケンティが、好きな人の前でこんなにデレッデレになってしまうなんて知らんかった~~~~~~~!!!!!!あよよ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!もうエピソードの一個一個がしんどくてしんどくてたまらないんですけど、ケンティに一つだけ文句を言わせてもらうとすると、「前髪は下ろしてたほうがいい」ってアドバイスはアカン!!!!!!!!!!!!!!(強火前髪上げ担より)

 

・「悩むことがある」ということ

ここまでぼちぼちと書いてきたけれど、重岡くんのことが本気で好きだなあと思ったのは、「この人も悩んだり、もがいたりするんだ。その上であんなに底抜けに明るく笑うんだ」と知ったときだった。

ジャニーズWESTのセンターで、いつも笑っている人、という印象だった。よくふざけて、メンバーに突っ込まれたり、うざがられたり。ただひたすらに明るく輝いている人だなあと重岡くんを知ってすぐの頃は思っていた。

でも、色々なことを知るようになって、だんだんとそうばかりでないことが分かってきた。ステージで笑えばいいんでしょって思ったときに、突然笑えなくなったこと。センターに対して重圧を感じていたことがあったこと。それから、「間違っちゃいない」に込められた思い。Jr.時代、デビューできなかったらそれまで積み上げてきたものはどうなるんだろうと思っていたこと。どんなアイドルもきっとそうだと思うけれど、重岡くんもこれまでに色々あって、その上で今に立ってるんだなあ、笑顔を見せてくれてるんだなあと分かってしまったら、もう好きになるしかなかった。

いつも伝えてくれる熱い思いは、ただただ綺麗に形よく並べられただけの言葉ではなくて、血の通った心を確実に通ってきているものなんだなあと思う。ちゃんと弱さもあって、それでも強くある人。どこまでも信じられる人だなあと思う。

 

・センター

今、重岡くんのことで一番気になっているのは「重岡大毅のセンターへの意識はどう醸成されていったのか」ということ。2014年には「(センターというポジションであることについて)全く考えてない。肩に力が入ったり余裕がなくなると、顔にも出ちゃうしなんもできなくなる」「色がないからこそアイドルって思うしか残らへん」と言っていた重岡くんが、2018年に「(センター)好きっす」「ジャニーズWESTのド真ん中の魂は俺」「俺はもっと、今までなかったアイドルで1コ突き抜けられるって信じてやってるし、人とちがう存在になれるんじゃないかって思ってる」と言うようになるまで、どんなことがあったのか。

5周年を迎えるにあたり、重岡くんに向けて照史くんが送っていた言葉も忘れられない。「よくセンターっぽくないと言われるけど、俺らのセンターはそれで正解だからそのままでいてな」という言葉。きっと、重岡くんの思いの変化には、メンバーの思いから受けた影響もあったんだろうなあなんて。

きっと5年のうちに色々なことがあったんだろうな。私はまだまだ知らないことばかりだから、ジャニーズWESTのこれまでを追いながらちょっとずつ知っていけたらなあと思う。センター・重岡大毅をもっと知りたい。

 

 

 

・きっかけ

私が聡ちゃんのことをしっかりと認識したのは、2018年の夏。「Sexy ZoneのQrzone」だった。この子の笑い声はきっと世界を救うな、と思った。そう思ったのはたしか風磨くんと聡ちゃんがパーソナリティーの回で、お寿司屋さんの話をしていたっけ。聡ちゃんの笑い声を聞いたらなんだか自分も笑えてきてしまって、いいなあと思ったのを覚えている。そこから、Sexy Zoneで自分が推すなら多分聡ちゃんだろうなあと思っていた。直感でなんとなくだけど。

2019年2月、Sexy Zoneの布教をしていただく機会に恵まれ、初めに見たのが「Sexy Zone repainting Tour 2018」。そのときはやっぱり聡ちゃんが気になるかなあ~?ぐらいだったのが、次に見せていただいた「Summer Paradise 2017」で完全に落ちた。やっぱり直感正しかった。

惹きつけられたのは、ブラックでファンタジーヴィランズの世界の松島聡。最初からそれまではすごくキュートなイメージで、「ディズニーのキャストさんみたいな衣装でかわいいねぇ聡マリちゃん」なんて暢気なことを思っていたんだけど。マリウスのソロを挟んで後、黒い衣装に身を包んで出てきた聡ちゃんに思わず息を飲んだ。焦る。さっきまでのかわいらしさは見る影もなくて、同じ人?って疑ってしまうぐらい。纏う雰囲気がそれまでとは完全に違っていた。聡ちゃんステージの上でこんなに強い目をするのか、と鳥肌ものだった。聡マリでの「GAME」「Perfect potion」「PARTY MANIACS」の流れ、それから聡ちゃんソロでの「KAGUYA」「Hurry up!」「ゴースト」「Break out my shell」の流れにただただ圧倒された。並べてみると完全に癖が出てるな~~~。私は圧倒的な聡ちゃんが好きなんだ。

願わくは聡ちゃんにガシガシ踊るWESTの曲をもっとやってもらいたい。「evoke」とか「SHE IS MY」とか「crazy baby」とか絶対絶対良いよ………。考えただけでアドレナリン出る出る。

そんなこんなで聡ちゃんが気になり始めたわけだけど、そのときにはもう聡ちゃんはお休みに入っていた。PAGESコンで初めて生で見たSexy Zoneは、あまりにも強かった。エンターテイメントとして洗練されていて、非の打ちどころがなかった。それでも、Sexy Zoneはあれで完全体ではなくて、ここに、まだ他の4人とは全く違う色を持つ聡ちゃんがいる。5人でのパフォーマンスをいつか絶対に見たいな、画面越しじゃなくて自分の目に聡ちゃんを映したいなと思う。私も聡ちゃんのことをのんびりと待たせてもらおう。

 

・憑依

「Summer Paradise 2017」で惹かれたのは前述の通りなんだけど、そこで思ったのが、「聡ちゃんの演技が見てみたい!」ということ。ステージ上での柔らかく響く歌声も、それと対極を行くようなキレのあるダンスもとても好きなんだけど、そういう一つ一つのスキルというよりかは、空気を動かす聡ちゃんが好き。表情が好き。表現が好き。聡ちゃんが朝だと言ったらそこは朝になるし、夜だと言ったらそこは夜になるんだ。そういうことなんだよ。

私、絶対の絶対に聡ちゃんは憑依型だと思う(詳しくは分からないけど絶対にそう)。あんなにコロコロとよく変わるのに、無理をしている感じやわざとらしさが感じられない。いつだってそれが本来の姿のように見える。そんな聡ちゃんが演技の仕事をしたらどうなるんだろうと思ったら、見てみたくてどうにも仕方ない。

 

・持ってる男

持ってる聡ちゃんが好きだッ!とりあえずトンビッ!見るべきは「XYZ=repainting 初回限定盤B」ッ!以上ッ!

 

 

 

・きっかけ

向井康二くんは、私が一番初めに名前を覚えたジャニーズJr.だった。知ったのは2018年の滝沢歌舞伎期。その頃の私は、三宅健のラヂオ滝沢電波城を毎週欠かさず聞いていた。そのラジオにゲストとして招かれていたことで、御園座公演に出演していた関西ジャニーズJr.のことを知った。それまでJr.ってもっと子供なのかと思っていたので、自分と同年代の人たちだと知って驚いた。軽い気持ちで聞いていたけれど、あの関ジュ特有のキャッチコピー付きの自己紹介が良かった(おかげであとになって全員顔と名前を一致させることができた)。中でも特に「塩こうじよりも、向井康二」は海馬に効いた。So good!そのときの印象としては、「健くんのことがめちゃくちゃ好きな人」。

その後しばらくして、タッキーのプロデュース業への専念からJr.の一大ムーブメントが起こる。Jr.を目にする機会がどんどん増えていったし、周りのデビュー担を見ていてもJr.に興味を持つ方が徐々に増えていった。そんな中、康二くんは関西からSnow Manへ。関西から東京の既にあるグループに入るんだ。Jr.って相当流動的なんだな、と思った記憶がある。無知な私にとってもセンセーショナルではあった。

そしてISLAND TVに登録するとき、私は向井康二くんを好きなアーティストに選んだ。特に推している人はいなくて、「好きなアーティスト」と言われるとなかなか難しかったけれど、ちょうどRIDE ON TIMEの関ジュ回を見て「向井康二くんマジで頑張ってほしいな~~~」と思っていたタイミングだった。初めて名前を覚えた人が彼だったということも後押しになった。

そこから、康二くんのことを気にし始めるようになった。ISLAND TVの、あの右下に出てくる卵ずるくない?あの顔写真の卵。康二くんがいつでも右下にいることによって、「私、康二くんを選んだんだな……」っていう実感がじわじわと大きくなっていった。我ながらチョロい。

そんなこんなで今は康二くんとSnow Manのことをゆっくりゆっくり追いかけている。「関西ジャニーズJr.の向井康二」も「6人のSnow Man」も知らない永遠の新規だけど、もっと向井康二くんの色々な顔を見てみたいなあ。YouTubeもISLAND TVにも足を向けて眠れない。

 

・仕事人

康二くんの一番好きなところは、仕事人なところ。映画「少年たち」で印象に残った康二くんのシーンが2つともアドリブだったと知ったとき、この人は仕事人だなと思った。関西人、笑い、お調子者的なパブリックイメージでありながら、ひときわ真面目で、また周りをよく見て気を配っているのが節々から感じられるところが好きだと思う。

まず、自分の仕事にストイックなところ。常に自分がやるべきこと、できることが何かを考えている姿勢が見えるところ。Snow Manへの加入にあたり、それまで関西でずっと武器として使っていたはずの「笑い」という鎧を「いったん脱ぎ捨てる」と語っていたのには心底驚いたし、胸が熱くなった。「Snow Manが僕を必要としてくれるなら」「関西で育って関西ジャニーズJr.があったからこそある今の自分が、東京でどこまでできるかと考えれば考えるほど怖かった」という言葉も。そしてその言葉を体現していたRIDE ON TIME滝沢歌舞伎回でのダンスレッスンへの取り組みも。東京のJr.に追いつかなければという焦りや不安がダイレクトに伝わってきて、正直に言ってしまえば見ていて胸が痛くなるぐらいだったけれど。これまでとは違う場所で、また新しく努力を重ねて、もっともっと大きくなれる人なんだろうなあ。

次に、本当によく周りを見て気を遣えるところ。特に感動したのが、映画「少年たち」の実演の時のエピソード。舞台上で岩ジェシがしゃべっているときに客席横を通るという状況で、当然沸いてしまうお客さんに対して、康二くんがしーってポーズをしながら捌けていったという。さらっとそういうことをできるの、とてもかっこいい。他にも、ISLAND TVでメンバーの色々な表情を撮って見せてくれたり、YouTubeで隙間を埋めるコメントをしていたり。ごく自然に先輩を立てる姿もよく見られる。天性のものなのか、上下関係がきっちりしているという関西ジャニーズJr.の中で育ったゆえのものなのか。きっと、周りを読むのは笑いによって鍛えられた部分もあるんだろうな。とても素敵だなと思う。

真面目なところはすごく好きである反面、少しだけ心配になってしまうところもある。追い込みすぎてしまわないかな、変に遠慮してしまわないかなって(何目線なんだ)。でも、そう思ったときにSnow Manのメンバーの温かさを思い出して、ああきっとSnow Manのメンバーがいるから大丈夫だろうな、ってなる。向井康二くんも、Snow Manも好き……とても好きだ………(推しの話じゃなくて推しグループの話になってしまった)

 

・泣き虫

泣き虫と有名な康二くん。そんな康二くん×泣きのエピソードで一番好きなのは、「健くんバースデーサプライズで健くんより先に泣いちゃう向井康二」だったんだけど、最近変わった。

テレビ朝日開局60周年記念ドラマ「白の巨塔」に佐々木庸一役で出演していた康二くん。父・庸平(柳葉敏郎)の死に納得できず、主人公である財前(岡田准一)を訴えるという役どころだった。その佐々木家のエピソードがこちらです。 

www.tvguide.or.jp

柳葉さんのことを思うと涙が止まらない康二くん……滝沢歌舞伎ZEROを観劇に行った岸本さんに涙ぐむ康二くん………。佐々木家まるっと愛に溢れている………………。

演技についても鬼気迫るものがあった。これまでの滝沢歌舞伎や少年たちでも評価されていたのは知っていたけれど、実際にしっかりと見たのは初めてだった。どこにでもいそうな大学生の男の子がそこにはいて、とても自然に見られた。今度はヒールの向井康二が見てみたい。

 

・ファッション

ジャニーズWebでファッションを披露している康二くん(FC会員じゃなくても見れるのでありがたい)。それがちょうどいい具合におしゃれで非常に推せる。最近服を選ぶときは「向井康二のオンナとして相応しいか」を基準に設けるようになったんだけど、これがなかなか良い。

タートルネックが最強。パーカーも最強。カジュアルも最強。フォーマルも最強。というかそもそもなんだけどスタイルが最強。うんそれだわ。

個人的にキレ散らかしたのは阿部ちゃん先生回のYouTube。 学ランの下にパーカーを着るのは恋だとあれほど言っただろうがァ!!!!!!!!!!

www.youtube.com

 

 

 

・きっかけ

たしかジャニーズJr.チャンネルが始まったときにさらっと全グループの動画を見ていたんだけど、その頃は佐久間くんにピンとこなかった。んですが。前述の通り向井康二くんの加入から改めてSnow Manを見てみたら、前見たときよりも格段にかわいくなった佐久間くんがそこにいてめちゃくちゃ驚いた。なして?どして?どうやったん?私にも教えて?(好きなビジュの佐久間くんとそうでもない佐久間くん並べて気づいたけど、もしかしなくても一重だったり二重だったりしてるな?分かりやすく二重の佐久間くんが好きですね私は……)

横アリ公演のために銀髪になったときは、ま~~~いよいよだぞ………と思った。身軽で小柄で髪色派手にしがちなかわいい人が好きなんだよ………どう考えても私の推しの系譜に乗りすぎてる…………好きだよね~~~好きだ~~~~~~

j-island.net

 

・アクロバット

特に佐久間くんとんでもないな、と思ったのは、RIDE ON TIME滝沢歌舞伎ZEROの回。たしかポスター撮影だったと思う。桜をイメージしたピンクの衣装を身にまとってトランポリンでバク宙をする佐久間くんを見て、全面降伏した。弧を描いて回る姿がただただ美しくて、儚くて、あの佐久間くんは完全に舞う桜の化身だった。バク宙という言葉が佐久間くんの身体の動きの美しさに釣り合ってなくて、もうなんなんだろうこれは状態だった。

ありがたいことに映画「少年たち」でも見られる、んだけれど、すみません、カメラさんもうちょっと!もうほんのちょっとだけでいいんで寄ってもらえますか?

佐久間くんのアクロバットは「重力を感じさせない」という言葉がぴったりで。軽くて高くて指先つま先まで美しい。無理も無駄もない。ヒヤヒヤすることなく見られるので、心臓に良いアトラクションって感じ。

死ぬまでに一度は生で見たいものの一つに、佐久間大介のアクロバットが追加されてしまった。いつかどこかで見られるといいな。どうか怪我にだけは十分注意してほしい。

 

・ダンス

この人のダンスやべ~~~~~~~~~~~の!

こんな文章読まなくても良いのでとりあえずこれ見てきてくださいさようなら!!!!

www.youtube.com

こんなにダイナミック!なのに繊細でめちゃくちゃ丁寧!佐久間大介がどれか分からない?大丈夫、足さばきがひときわやばい奴が佐久間大介です。どんなに細かいステップでもミリ単位で計算された位置に足下ろしてるでしょどうなってる????足の裏にチョーク点けて黒板の上で踊ってほしい。一生のお願いだ頼む。サビの「Make it hot tonight」のところが好きすぎてひれ伏す。伏した。

あと、ダンス中の表情がとても良い。くるくる変わる表情が魅力的で、本当に魅せる人だなあと思う。そんなにたくさんのものを見たことあるわけじゃないけど、あの人は絶対表現力が底なし沼。滝沢歌舞伎ZEROのMaybeが素晴らしかったそうなので絶対見る。あと女形も確実にやばいやつでしょ?円盤化……お願いします………

 

・愛すべき馬鹿

YouTubeのジャニーズJr.チャンネルでSnow Manを見てきてくれ!どれを見ても間違いはないが、とりあえずこれだ!以上!解散!(すのちゅーぶは佐久間沼への入り口。こんにちはどうぞ) 

 

・根性

佐久間くんの根性が好きだなあと思う。有吉ゼミで、目黒くんとともに激辛に挑戦した佐久間くん。めちゃくちゃしんどそうだったのに食べきったところですでにすごい男気を感じたんだけど、のちのち佐久間くんはちょっと前までは激辛が苦手だったと知ってもうなんなんだよ佐久間くん……。しかも、テレビではそんな素振りをまったく見せてなかったのもうなんなんだよ佐久間くん…………。絶対チャンスをモノにしようという思いが伝わってきて、じんと来た。フードファイト系の番組とかそんなに得意じゃなかったので、あんなに感動すると思わなかった。モンペ目線は多分に入っているけれど。

やるときにやる男すぎるでしょ。佐久間くんの未来、絶対絶対明るくあってほしい。

 

・チーム族、もとい、さくめめこじ

滝沢歌舞伎ZEROのメカ太鼓組であり、楽屋が一緒だった佐久間大介向井康二目黒蓮の3人組が好き。ちょっと見れば絶対と言っていいほどくっついてる3人。184cmの目黒くんと175cmの康二くんと168cmの佐久間くん。縦並びでぎゅってくっついてても全員ちゃんと顔が見えるんだ。すごいね。これまで男の子同士がベタベタしてるのとか、微塵も興味なかったんですけどね……さくめめこじのおかげで新しい扉を開かれてしまった感は否めない。一にかわいい、二にかわいい、三四にかわいい、五にかわいい。いつも癒しをありがとうございます。

そんなさくめめこじの何が好きかというと、さくめめこじの佐久間くんが好き。これはもうただただ都合のいい妄想なんですけど、もしかして佐久間くんは身体の接触というオタクの目にも見える形で新メンバーの受け入れ態勢を表現してくれてるのかなって。そうだとしたら、佐久間大介もうギッタギタに推すしかないじゃん?

とは言ってみるものの、そうじゃなくても良い。もっと言えば、たとえビジネス仲良しだったとしても別に良い。なんだって良い。だってかわいいは正義なんだもの。

 

 

 

・きっかけ

Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES」で初めて生で風磨くんを見たとき「黒船が来航した」と思った。これ以上にしっくりくる表現が今になっても思い浮かばない。江戸時代の皆さん……私のもとにも黒船が来ました……それは人の形をしていました……… 

そもそも私はSexy Zoneだったら聡ちゃん推しで、コンサートを見る前は誰のうちわを買えばいいんだ……と真剣に悩んでいたんだけど。終わる頃にはペンライトを迷いなく紫に染めている自分がいた。こえ~~~~よ菊池風磨。マジやべ~~~~よ菊池風磨

風磨くんのことを知ったのはいつだったか分からないけれど、聡ちゃんよりはずっと前だったと思う。「ふまけん」という概念が世に存在することは何となく知っていて、「シンメ=ふまけん」というイメージを、菊池風磨中島健人も、なんならSexy Zoneですらもよく知らないうちから何故か持っていた。

Sexy ZoneのQrzone」を聞くようになって、DVDを見て、CDを聞いて。徐々に風磨くんのことを知るようになった。イメージはジャニーズの中でも有数の「カーストが上位の男」。自分の見せ方があまりにもよく分かっていて、だからこそ何をどうしてもイケてて、それでもってちょっとエッチがすぎる。真っすぐから見るのがちょっと恥ずかしくなってしまうみたいな存在。すごい人だなとは思っていたし、気にはなっていたけれど、好きまでは至ってなかった。

そして迎えたSexy初現場、PAGESコン。始まる前は「聡ちゃんもいないし、全体を楽しめたらいいな」なんて思っていた。はずだったのに。気づいたら風磨くんのことを目で追っている自分がいた。極めつけはアンコール前最後の曲、「CRY」。風磨くんの「Go Love Yourself」を聞いた瞬間、あっ、どうしようと思った。その前何曲か風磨くんはおいしいパートを歌っていなくて、風磨くんのここ聞きたかったのにっていうのが溜まっていた。だから、そこへやってきた渾身の「Go Love Yourself」に完全にやられてしまった。それまで見てきたものが一回全部消え去ったぐらいの衝撃だった。それはそれはもうガツンガツンですよ。そこからは茫然自失の前後不覚で、おかげさまでアンコールの記憶はほぼ皆無。

そんなPAGESコンから早いもので1か月。行く前はこんな風になってしまうなんて想像していなかったけれど、今になっても風磨くんの歌に胸を焦がし続けている。怖い。このままだと風磨くんの生歌を聞くだけのためにでも、どこへだって何度だって飛んで行ってしまいそう。本当に怖い。

 

・歌

そもそも私はハスキーボイスや酒灼け声みたいな、一音出したときに複数の音が重なって響くタイプの声の人に目がない。前者はBiSHのアイナ・ジ・エンド、後者はチバユウスケ佐々木亮介。美しいというよりかは、強い歌声。

CDやDVDで風磨くんの歌を聞いていたときは、エッチな歌い方をするなあ、けしからんなあということばかりに気が向いていた。でも生で聞いてみたら、その声の響き方に夢中になってしまった。ハスキーとも酒灼けともまた違う、でも確かに強い、重なって響く歌声。かっちりと纏まっているわけでないからこそ、色々な色が出せるし、セクシーな味付けがよく映える。

それを知ってしまった今となっては、CDでもDVDでも十分にメロメロで辛い日々を送っている(むしろなんでPAGES行く前は気づかなかったんだろう………生で聞く前はそのセクシーさにただただ目がくらんでいたのだ…………)。あの曲好きだな、聞きたいな、と思うときは、大方その曲中の風磨くんのパートを求めているのだと最近気がついてしまった。「BAD BOYS」とか「ROCK THA TOWN」とか「ゼンゼンカンケイナイ」とか。私が求める風磨くんは、たいていバチバチの風磨くんである。バチバチの風磨くんから、しばらくは逃れられそうもない。

 

・セルフプロデュースと演出

それまでセルフプロデュース力の高いアイドルに対して、すごいなあとは思っても特別な好きを感じることはあまりなかった。「ステージ上での自分の見せ方が分かっている人」よりも「ステージ上で化ける人」が好きだと思っていたのだけど、そうばかりでもないと風磨くんに気づかされてしまった。

風磨くんのセルフプロデュースは、単純にかっこよく見せるというよりは、演出の一部である感が強い気がする。当たり前のことかもしれないけれど、風磨くんが見せる風磨くんは、風磨くんが作る世界にすごくフィットしている。

そして演出について。これまで風磨くんが作ってきたもののうち、私が見たことがあるものはとても限られているけれど、それでも風磨くんが作る世界が好きだと思う。PAGESコンやリペコン、ソロコンを見て、演出家・菊池風磨がどこにどういうこだわりを持って、何をどう表現しているのか知りたいと思った。なんていうか、風磨くんって絶対国語できるよね。風磨くんのせいでこれまでとこれからのSexy Zoneをもっとしっかり見てみたいという気持ちが強くなる。ア~~~~~~罪な男(最高)。

 

菊池風磨の女

菊池風磨の女は菊池風磨の女であることを否定しがちである、としばしば聞く。そもそも私は聡ちゃんを推しているという自負があるので、「菊池風磨の女なの?」と問われても否定すると思う。しかし、もし聡ちゃんへの思いが無かったとしたら?例えそうだとしても、同じことを聞かれたら同じように否定してしまうかもしれない、と思う。

PAGESコンを見る前まで、DVDやなんかでThe 菊池風磨な風磨くんを見ても、お~~~~やっとるやっとる、なんて暢気に思っていた。絶対好きになっちゃわないように無意識にリミッターをかけていたんだな、って今なら分かる。だって、風磨くんを好きになることって、なんとなく背徳の香りがする。分かってる。風磨くんが掛け値なしにかっこよくてかわいくて仕事ができる男だってことは。だけど(直接そうと意識したことはなかったけれど)、私は風磨くんを好きになるのは「イケナイこと」であるとなんとなく思っていた。多分。

風磨くんの良さを知ってしまった今、これまで無意識下にあったはずのリミッターの存在を強く感じるようになった。風磨くんの“らしい”エッチな見せ方→おもちみたいな笑顔のコンボを目にするたびに「ヤバい。好きになっちゃダメ。危ない」と私の心が騒ぎ出す。何が辛いってダメだと思えば思うほど、思いは加速していくんだよ………

好きになっちゃいけないと思わせてくるアイドルってなんなの???そう思ってしまう時点でもう夢中じゃん?!?!?!菊池風磨はヤバい(半ギレ)

 

 

  • お金にも時間にも限りがある「のに」ではなく「だからこそ」

DDオタクになる少し前の私は、オタクとしてのスタンスに悩んでいた。はっきり言ってしまえば、ちょっと疲れていた。CDが出たら全形態買う。自担が出ている雑誌を網羅する。毎週のテレビを録り溜める。全てを消化する時間はもちろんない。部屋の隅には、買ったはいいが読めていない雑誌がうずたかく積まれている状態だった。「全てを手元に残しておく」ということが、いつの間にか当たり前になっていた。当たり前になっていたばかりか、それが目的の全てになってしまっていた。いつのまにか「手元に残しておきたいから」残すのではなくて、「残さなきゃいけないから」残すになっていたように思う。趣味のはずなのに。好きなもののはずなのに。いつもなんとなく義務感の影を感じ、もやもやしていた。

そんな頃、「ホメチギリスト」のCDが発売になることを知った。重岡くんのことが多少気になり始めていた時期だったと思う。ジャニーズWESTのことはほとんど何も知らなかったが、B.A.D.のレコメン!木曜日はよく聞いていた。ラジオでだったかなんだったか、初めて聞いたホメチギリストがとても心に刺さった。MVを見てみたら可愛い7人のOLがキャッキャウフフしていて、それもまた刺さった。すぐに、買おう!と決めた。あのときの喜びは忘れられない。自分が良いと思うものを選び、それにお金をかけられるということへの高揚感。「趣味のものを買うのが楽しい!」という感情に久々に出会った気がして、本当はいつもこうあるのが理想なんじゃないかなとそのときにふと思った。

実は、ホメチギリストを買おうと決めたことは自分の中で少しだけ大きな決断だった。ジャニーズの沼に落ちようとするとき、私は「お金をかけて追いかけるのは関ジャニ∞だけにしよう。とりあえず今は」と決めていた。これまでの歴史は長いから、見なくちゃいけないものがたくさんある。そんな中他のグループにまで手を出し始めたら、きっとジャニーズに色々とつぎ込みすぎてしまう。もともと惚れっぽい性格だから、それぐらい制限しとかないときっと大変なことになる…と思って定めたマイルールだった。今思えばこのルールがもやもやの元凶だったような気もするが、私はそれを忠実に守った。趣味のお金=関ジャニ∞を追うためのお金になったといっても過言ではない。曲がりなりにも社会人でその程度の出費には耐えられたことも相まって、“欲しいものを選ぶ”ことを怠るようになっていった。

(ここまで書いておいて実はホメチギリスト初回盤Aは手に入れられなかったのだが、)ホメチギリスト発売を機に、私はマイルールを撤廃した。そうなってしまえば案の定、いいなと思う人はどんどん増える一方だ。その結果どうなったか。結論から言えば、私は今の自分のスタンスにとても満足している。単純に好きな人が増えれば楽しみなこともその分増えるけれど、良いことはそれだけじゃなかった。こうなる前は、時間にもお金にも限りがある「のに」、DDなんてとてもやってられないと思っていた。でも、実際は逆だった。追いかけたい人が増えたら、その人たちのもの全てを揃えるのはまあいくらなんでも無理だ。だから私は、自分が本当に欲しいと思うものを選ぶようになった。義務感からむやみやたらに何でも揃えるのではなくて、そのとき自分がそれにときめくかどうかで判断できるようになった。前は積読になるばかりだった雑誌も、今は買ったらすぐに読むことが多い。出費はちょっとだけ減ったし、お金をかけたものはちゃんと消化できている。そして何よりも、お金を使ったときに「私、良いもの買ったな!」と喜べることが嬉しい。時間にもお金にも限りがある。「だからこそ」、自分で自分のペースを自然にコントロールして、自分にとって良いものを味わって楽しめるようになった。時間にもお金にも限りがある。「だからこそ」、今この瞬間に心ときめくものを精一杯大事にしたい。

前述のように、私はDDの自分を認めたことはとても良いことだったと思っている。もちろん人によって趣味に求めるものも楽しみ方も違うから、押し付けるなんて野暮なことはしない。それにもしかしたら、いつか今の自分のスタンスを後悔する日が来るかもしれない。それでも私は、ちょっとだけ大きめの声で言ってみたい。

 

DDは最高!本当に本当だよ!