映画「少年たち」を観ました ~一期は夢よ ただ狂へ~
往年のJr.ファンというわけではなく向井康二くん、ひいてはSnow Manが気になってるただのにわかなのですが、なんだかんだと2度映画「少年たち」を観ました。わたしはこれまで同じ映画を2度も観たことはなかったので、これが……ジャニーズエンターテイメント………!という感じ。
1回目
公開日にお邪魔してきました。前日にネットで席を観たらもうほとんど空いてなかったんですが、どうしても公開日に観たかったので前から3列目の席を取りました。映画館といえば後ろで見るのが常なので、スクリーンの威圧感がスゴイ。
映画の感想を一言でと言われたら
「マジで目が忙しい」
これに尽きました。スクリーンはデカイしカメラの切り替わりは速いし何より人数が多い!オタクの標準装備「自担追尾力」がこんなに試される場には未だかつて立ち会ったことがない。
わたしもジャニオタの端くれとして、一瞬たりとも逃さないように向井康二さんをロックオンしてました。これはジャニオタあるあるだと思うけど、どんなに切り替わりが速くても人が多くても前にいなくても服が同じでも、目はちゃんと自担を追ってるっていうアレ。
結果、他が全く見えませんでした。常時双眼鏡構えてる状態。これジャニーズに興味がない人からだとどう見えるのかなあ。団体芸に見えるんかなあ。
ところでなんだけど、黒房のスピンオフまだ〜〜〜〜〜〜???????って感じ。事なかれ主義のようでありながらなんだかんだ和やかに楽しくやってる感じにスキが止まらなかった……絶対あの人ら刑軽いでしょなにしたの(万引きはダメだよ……)
出番はそんなに多くなかったけれど、毎度クスッとさせられたし、突然のHappyはすごく爽やかでキュートで良かった。印象に残った2シーン(横山くんのマネする向井康二、将棋中の向井康二)がアドリブだったとパンフレットで知って嬉しくなった。特に横山くんのマネするシーンを観たときは、なんでか好きが溢れてその後しばらくぼんやりしてた。
でも、圧倒的に関西贔屓の女としては、黒房の活躍ぶりがもっと見たかったな〜という印象。東京ジュニアと関西ジュニアと集まって撮ったのは本当に数日だけだったってどこかで見た気がするけど、観てるときも少しそれを感じてしまった。やっぱり東京と関西の間には、結構高い壁があるのかな。
そうは言っても、やっぱり黒房観られて嬉しかった。
ストーリーに関しては引っかかるところがなかったわけじゃないけど、涙腺ガバガバなのでしっかり泣いた。
特に、ラストの奈良監獄でのショーのシーン。眩くて、感動してしまった。観ていてふと思い出したのは、閑吟集の小歌
「何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ」
(意味:何になるだろう、まじめくさってみたところで。どうせ、一生は夢だ。ただ狂えばいい)
川﨑皇輝くん演じる少年が、横山さん演じる中林に「お父さんがいたところが100年経ってこうなったんだね」と言うシーンが、冒頭とラストでたしか2回あったんだけど、そこは迷子になってしまった。
100年経って、というのはお父さんがいた時から数えて?奈良監獄が1908年に誕生してから数えて?2012年やら2017年やらと劇中でも表されていたし、普通に考えたら後者なのかなと思うんだけど。最後の「子供は大人になれるけど、大人は子供に戻ることはできない。だから時を止めて」というメッセージとなにか関係があるのか、などと深読みしてしまっている。
2回目(応援上映)
応援上映を初体験。赤・青・白あるサイリウムの色が選べないと知ったときから「わたしは何房入りすることになるんだろう~~~?」ってすごくドキドキしていたんですが、映画館に着いたらなんと売り切れで、ショックでした。甘く見てた………
サイリウムが無かったのと、一人で行ったのでちょっと肩身の狭い思いをしましたが、前回観たときには全く気づかなかったところに気づけたり(シュンソクがあんなに走ってるって知らなかった)、この子人気なんだなって分かったりしたのが面白かったな。
やっぱり1人で観ていたらどうしても自担ばかりを追ってしまうから。それが、突然目がいっぱいになった!みたいな感覚だった。みんながそれぞれ自分の好きな人を追って、観たものを共有できる。DVDの鑑賞会とはまたちょっと違って、面白い経験ができました。
ただし、わたしは中林看守が死んだとは読み取ってないので、そのいじりに関してはう~~~んってなってしまった。やっぱり解釈違うことは、、、あるよね、、、、、
おわりに
少年たちの公開が発表になったころからかな?最近のJr.の一大ムーブメントはすごかった。ISLAND TVやshowroomでの配信が始まり、地上波で目にする機会も一気に増えた。ほんと、公開が発表になったときには出演者2人ぐらいしか知らなかったわたしも今なら全員フルネームで言える。なんなら書ける。すごい
少年たちがこのムーブメントのピークではなくて、通過点の1つであってほしいと、本当に勝手ながら願っています。
そして、向井康二くん。彼のアドリブを見て、ああ好きだなと思った。
初めて知ったのは、滝沢歌舞伎期。三宅健のラヂオや滝沢電波城で紹介されていたから。塩こうじよりも向井康二の自己紹介がすごくインパクトに残って、初めて覚えたJr.が彼でした。
そして、関ジュからSnow Manへ。ISLAND TVに登録するとき、特に推している人もいなかったから、心から応援したい彼を好きなアーティストに選びました。それから、なんとなく気にして見ていたのだけれど。
少年たちを観て、もっと色々な顔を見てみたい。ゆっくりのんびりと追いかけてみたいなあと思いました。